カフェインは主な摂取源としてはコーヒーとお茶があります。
コーヒー100ml中に60mg、玉露100ml中に160mgのカフェインが含まれています。
(食品安全委員会ファクトシート「食品中のカフェイン」平成30年2月23日)
ご存知のようにカフェインには覚醒作用がありますが、今回改めてスポーツとの関係を調べてみると、脳の興奮水準を高めることで長時間の運動時の疲労感の軽減、パフォーマンスの向上につながると考えられているようです。
カフェインに対する感受性は個人差があるので、反応しやすい人は交感神経活動の亢進のため心臓などに過度の負荷をかけてしまう場合もあります。
また、利尿作用もあるため運動直前に他飲は避けた上で、開始1時間以上前にコーヒーなどを摂取することは運動パフォーマンスの向上にもつながるかもしれませんね。
また近年、スーパーやコンビニで手軽にエナジー系ドリンクが手に入るようになりましたが、安易な多量摂取は避けておきたいところです。
海外では若者の死亡例もあるようです(が、摂取量が想像を超えた量です(^_^;))
某エナジー系ドリンクで「ゼロカロリー、ゼロシュガー」を謳ったものもありますが、健康そうだからというイメージに惹かれて目的なくとることは避けたいですね。
前回の質問箱はこちら。
参考資料
- 食品安全委員会、ファクトシート「食品中のカフェイン」、 平成30年2月23日 (最終更新)
- 寺田新(2017年)、スポーツ栄養学 科学の基礎から「なぜ?」にこたえる、東京大学出版会
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