太る=悪いかどうかはその過程にフォーカスする必要があります。
太る→インスリンが出ている、同化してくれている
という事であって、
太る→糖質過多→だから糖質制限→同化しないようにする
となるのは太ることに対する視点がまるで違います。
太らない食べ方はインスリンを出さないことではなく、インスリンを「使いこなすこと」に着目するべきですね。
同化を放棄するのは、生きる事を放棄することに近づいてしまうという事にもっと早く気付くべきでした。。
同化するという事は糖質に限ったことではないけれど、食べたものが消化管から吸収されて、血液中に無駄に漂わせる事なく体(=細胞)に取り込まれる事で意味があります。
きっちり同化出来るのならわざわざ食べるのをやめる必要はないわけです。
私はお酒弱いので飲むと悪酔いするから、いつも少なめ。
飲まないのではなく「少なめに」飲む。
これはアルコールが処理しきれなくて血液中に余っちゃうから少なめにしているのであって、飲める人は飲んだらいいじゃんてなるのが普通ですよね。
もちろん飲み過ぎは肝臓に負担をかけたり自律神経乱すけど。
これは主要栄養素も同じで、
血糖値が上がりやすい→糖質同化が苦手→だから糖質制限
というのはあまりにも端的であって、一度に処理できる糖質は別にとったらいい。
なんでこんな単純な事に気付かなかったんだろう。
ここで糖質の質が関わってくる。
要はデンプンよりも単純糖に近いほど微細な血糖コントロールがしやすい。
血糖値がゆっくりと上がる=コントロールが難しくなる。
従来の考えと全く逆ということになりますね。
こうなると、「糖尿病は砂糖で治す」事が現実味を帯びてくる。
初め、この書籍タイトルを見たとき「またこんな本が出たのか…」と思ったんだけど、この感情って江部先生の「主食を抜けば…」の本を見た時と同じなんですよね。
否定そして拒否してしまえばそこまで。
興味持つって大事。
以上、思った事をつらつらと綴ったけれど、要は不調があるのなら何かしら食・生活の習慣を見直す必要はあれど、問題ないならよく食べて、よく動いて、よく寝る。
これでいいんじゃない?てことです。
※ちなみにアイキャッチ画像は、今朝作ったおやつ、れんこんチップスです。