継続指導している女性。
前回勧めてみたB50を購入し、飲んでみている。

少し体は軽くなった?みたい。
そして前回内服薬を変更したからか血糖値、HbA1cは下降傾向に。

ただ少しふっくらした?

聞くと暑くなり棒アイス(クリーム系)を1日1-2本食べているとのこと。

また、食前にところてんを食べているが、食欲、食事量低下には繋がっていない。
職場健診、保健指導で食事の写真を見せたところ、言うことはないと言われたそう(拝見したところ、ご飯は少量、肉魚野菜など豊富)である。

ここで、鈴木先生が仰っていたインスリン分泌をイメージした食習慣について話してみる。
糖質量が多い

→血糖値が上がる

→インスリンが出る

→インスリンで同化される。
糖質制限(量を減らす)

→血糖値があまり上がらない

→インスリン少なくて済む

→同化作用控えめ。
このようなことから、糖質オフの食材やスイーツはどんどん普及しており、血糖値コントロールや減量に一役買っている。
ここまでが従来の(と言っても内服やインスリンでコントロールを考えるのに比べれば先進的なのだが)食事指導。
この段階までだと、体重が一定のところまで減るとそれ以降減りにくくなる。

そこで体重のセットポイントを落とすために「食事の内容」→「食事のとり方」に気をつけるという次のステップが必要になってくる。

それがこの図である(こちらから拝借)。

横軸は時間、縦軸はインスリンレベルを示しており、上に行くほどインスリンが多く出る=同化作用が強まっている、ことを示している。
図上は間食が入ると糖質が少なくてもインスリンは少し出て、常に同化作用が働いている状態。

図下は食事と食事の間に小さくとも絶食期間を設けることで、インスリンが作用せず脂肪をエネルギーとして使える時間を増やしているイメージである。

どちらが痩せやすい習慣かはおわかりだと思う。

このようなイメージで、食べない時間を含めて1日の食タイムスケジュールを立てるとダイエットの計画が立てやすくなる。
この延長として朝食を抜いたりする(間欠的ファスティング)とより脂肪を使う時間が増え、ひいては減量に繋がるわけである。

しかし、糖質オフの食品であっても、間食として食べ続ける限りはインスリンが分泌されている時間がそれなりに確保されているため一定以上痩せなくなるのである。
まとめると、

糖質量を減らし、肉など体に必要なものを優先的に食べる

→間食には糖質オフ食品の利用も可

→絶食期間を設ける(おやつ食べるなら質と量に配慮しつつ食後に)
というのがこれからのダイエットに必要な条件だが、書いてみるとなんのことはない、甘いものを控えて食事は栄養のあるものを食べ、ダラダラ食べない。

当たり前のことになった。。
ただ、この当たり前の食事法を理論立てて理解することで行動に移しやすくなると思う。

この方はなかなか熱心なので、手書きで図示したインスリン動向のイメージを写真におさめ、頑張ります!と帰っていきました。

次回が楽しみです。

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