タウリン1000mg配合!とCMでもお馴染みなので、タウリン=栄養ドリンクの印象が強いのではないでしょうか。

しかし、実際タウリンは有用なものなの?体内でどの様な働きをしているの?ということについてまとめました。
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純粋なタウリンは無色無臭の白色粉末です。

構造的には含硫(硫黄を含む)アミノ酸に分類されますが、人体を構成するたんぱく質にはなり得ず殆どがタウリン単体で全身に存在して生理作用を発揮しています。
〈体内における様々な生理作用〉

・皮膚バリアの密着結合(タイトジャンクション)部

表皮に高濃度に存在し、浸透圧調節作用により細胞を刺激から保護し、水分が失われるのを防ぐ。
・酸化ストレス(活性酸素の影響)を和らげる

抗酸化作用をもち、防御機能を高める。

また、筋肉痛の軽減に関与する可能性もあり現在研究されているようです。
・こむら返り予防

栄養の代謝に関わる肝臓の機能が落ちる肝硬変症では筋肉中のタウリンが著しく低下することがわかっており、夜間就寝中のこむら返りに対してタウリンは薬として処方されています。

筋肉の痙攣を起こしやすい場合、体内では一時的に少なくなっているのかもしれません。
・心臓との関わり

コレステロール及び中性脂肪の低下や交感神経の抑制による血圧の低下などによる動脈硬化の抑制、心筋細胞の収縮と弛緩に関わるカルシウムイオンバランス正常化などにより、心不全の諸症状の緩和や心不全患者の運動持久力の改善などが報告されています。
・胆汁酸との関わり

胆汁酸は胆汁の主成分で小腸で脂質を吸収しやすくなるように乳化させる働きがあります。

遊離状態の胆汁酸は細胞傷害性があるため、タウリン及びグリシンと結合しています。

タウリンを摂取することで胆汁酸を増やし、胆汁排泄を促進させ胆汁の循環も促すことができます(胆汁は98%が腸で再吸収、再利用される腸肝循環をしています)。

以上のように生理作用は多岐に渡ります。
多く含む食品は何と言っても魚介類です。

特に牡蠣、イカ、タコに多く含まれています。

スルメの表面の白い粉はタウリンが主成分なのは有名ですね。

1日に300mgが摂取目標と言われているため、1日1回魚介類の摂取で概ねクリアできそうです。
体を作るたんぱく質の摂取に肉や卵はお手軽ですが、タウリン摂取のために魚介類も日常的に摂りたいですね(^^)
ちなみに冒頭のように1000mg配合された某商品は1本当たり19gの白糖が含まれいてる、いわば砂糖水です。

ビタミンB群も添加されているようですが糖質代謝に使われてしまうため、元気になるのかは疑問です(^_^;)
※参照※

国際タウリン研究会日本部会編著

「読んで効く タウリンのはなし」

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